《続・特定再生資源屋外保管業》
【7月5日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=161円34銭【08:32現在】
※N.Y.ダウ:休場(独立記念日)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9726.5(+103.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:ー
④金:ー
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤休場
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1620円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : ー
※ニューヨーク為替引値(円)
161.25-161.28(0.43円高-0.43円高)
【7月4日:昨日の状況】
※国内銅建値1620円 (7月4日より+50円)
《続・特定再生資源屋外保管業》
※金属スクラップヤード等規制条例(正式名称:千葉県特定
再生資源屋外保管業の規制に関する条例)が、今年の4月1日
から施行され、特定再生資源(金属・プラ)を、千葉県内の
“屋外”ヤードで扱う事業者には許可の取得を義務付けていま
す。
※千葉県には約400社該当する事業者があり、来年3月までに、
当該事業者は許可を得るべく準備をされていると思います。
※但し400社全てが事前協議を始めるわけではなく、許可取
得を早々に諦めて、ヤードを移転する事業者も相当数あるよ
うです。
※それもそのはずで、例えば条例に適合させるべく、地面に
コンクリートを打ったり、油水分離層を新たに設置したり、
壁を補強したりすれば、それなりの工事コストがかかります。
※そのコストが数百万、数千万円に昇るならば、別の場所
(許可が得やすい場所)に移ったり、なんなら千葉県から離
れて事業が継続出来るなら、それでもいいわけです。(遊牧
民かイナゴのようで、場当たり的な対処方法ではありますが)
※さて、許可を得るためには様々な条件を満たす必要があり
ますが、小生がポイントの一つだと考えているのが「広さ
(スペース)」です。
※条例では、金属やプラを含む雑品の保管方法を厳しく制限
しています。高さ(最高5m)や、勾配率(50%)、山と山
の間を2m空けるなど、多くの細かい規制があります。
※仮に、今まで1,000トンの雑品を置けたヤードに、今後300
トンしか置けないとなった場合、果たしてそこで事業を継続
すべきか、事業者は選択を迫られます。
補足:
今回の条例のポイントは、『(大きく積み過ぎた)雑品の山
から火事を起こさせないこと』だと予想しています。騒音・
振動、排気・排水、建築法・労働基準法・入国管理法それぞ
れの違反など、屋外保管業においては問題山積ですが、結局、
付近住民に大きな被害を及ぼすのは火災です。家電雑品に含
まれるリチウムイオン電池から火災を起こさないことが、条
例の「肝」だと思うのです。
※雑線(ヤード持込):【7月4日現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上